りちうむいおんの模型製作記

りちうむいおんの模型製作記を不定期で更新していきます。

701系5500番台のNゲージを作りました

中の人は喪中だったので簡単に、今年もどうぞよろしくお願いします。

 

今回は、表題の通り「作った」という記事です。

というのも、このブログを始めようとした時にはほぼ完成状態で製作途中の写真もロクに撮っていませんでした。次からは気をつけます。

f:id:chikudenModels:20220101223516j:plain

完成したそれがこちらです。

 

701系5500番台は山形新幹線と並行して運行されている普通列車系統である「山形線」の専用車両で、山形新幹線車両の規格に合わせて標準軌の台車を使用しています。その他にも車体の至る所、特に前面のライト配置や下方に拡大されていない客ドア等、秋田・仙台を走行する0・1000番台等、いわゆる「狭軌車」との形態差が大きく、尚且つこれまで製品化されたことのない車種となります。

f:id:chikudenModels:20220101224531j:plain

狭軌車の701系1000番台と標準軌車の同5500番台

 

このテールライトの表現が大きく違うと同時に、再現するのが難関でした。私は崖っぷちのところを強行したら構想通りいったという計画性のない改造でした。

以下、拙い手書きイラストですが、加工手順について記載しています。

f:id:chikudenModels:20220101225119j:plain

左が斜め前上方向から見たライトユニット、右は真上から見た図です。

f:id:chikudenModels:20220101225459j:plain

黒く塗りつぶした部分を切り欠きます。上面方向はピンバイスで穴を空けてからカッターで拡大していきます。

f:id:chikudenModels:20220101225737j:plain

空けた穴の整形が終わったら、下面に0.2mmのプラペーパーを瞬間接着剤で貼り付けます。空けた穴を塞がないように厳重注意です。

f:id:chikudenModels:20220101230311j:plain

そうするとこのような見た目になります。

ちなみに、元々テールライトがあった部分はプラ板に差し替えています。

接着剤が乾いたら、モデルカステンの遮光ブラックPROとガイアカラー221番(Gグレー)を塗装します。0.2mmプラ板ならこれで十分遮光できます。0.1mmだと遮光できるかわからなかったのでやってないです。この記事を見て実践しようと思った方は是非0.1mmで作って結果を教えていただければと思います(

f:id:chikudenModels:20220101230713j:plain

塗装が終わったら、上面側からチップLEDを設置します。サイズは1608です。

f:id:chikudenModels:20220101231616j:plain

ゴム系接着剤で固定します。配線はうまいことやります。自分はこの回路を独立させて、定電流ダイオードを繋いでいます。純正ライトユニットに並列繋ぎするのもアリかと思います。

f:id:chikudenModels:20220101232147j:plain

といった感じです。わからないことはコメントかDMでお問い合わせくださいm(_ _)m

 

それではまた。